想いをつらつらと

汗っかきなローラースケートの彼に心を奪われはじめました

元担(仮)〜いわゆる担降りブログ〜

"担降りなんてするわけない"

ずっとそう思ってたJr.担のお話です。


わたしの担当は某王子様ユニットの国民的彼氏さん。好きになったきっかけは初めて3誌に載った(2011年の1月号かな)彼を見た時に、なぜか「この子はくる!!!」と思ったことだと思います。今見るとなぜそう思ったのか理解に苦しむ写真ですが。

その後、なんとなくデビュー組の元担から現担へ降りました。(元担がいろいろとありまして)


当時、わたしは高校生で彼は中学生。思い返してみるとすっっっっっっっごい楽しかった!!!!!!若さゆえの過ちはたくさんあったもののまぁいい思い出ということで。

初めて経験するJr.という界隈。デビュー組担で生ぬるく生きてきたわたしが本当の"ジャニヲタ"を知ったのは彼のせい?おかげ?です。

その当時は純粋に楽しかった!当時はJr.ながらも少年倶楽部・スクール革命・ヤンヤンJUMP・JJLなどとにかくメディアへの露出が多く、たくさん彼を見る機会がありました。歌って踊っている姿だけではなくて、彼自身をさらけ出してくれる場がたくさんありました。こういう性格なのか〜こんなものが好きなのか〜こういう表現の仕方をするのか〜、など彼のことをたくさん知ることができ、それもまた彼にハマっていった理由のひとつだと思います。

そんなこんなで彼を"自担"と呼ぶようになって長い月日が経ちました。飽き性のわたしがこんなにも年下の男の子に夢中になるなんて周りの友人も驚いていましたが、1番驚いたのは自分自身です。

正直、何度も悩みました。もう応援しなくてもいいんじゃないか、担降りしようか、おたくを辞めようか。何故ならわたしは彼自身のことは好きでしたが、彼のユニットや立ち位置をどうも好きになれずにいたからです。

今回の現場で最後にしよう、そう思って入ると何故だか毎回のように引き戻されて帰ってきました。昔と変わらない姿や努力した証を見られたり、かっこいいな〜かわいいな〜好きだな〜と感じたり、ごくごく稀にファンサーヒズをしてもらったり、やっぱり彼のことを応援したい!と思わせてもらいました。どんなに他の人が気になっていても団扇を持ちたい!あなたのファンだよ!って伝えたいのは彼だけだったからです。


でも"団扇を持ちたい"、"あなたのファンだよ"と伝えたい相手が彼ではなくなってしまったのです。


横浜アリーナで約5年ぶりに行われたJr.だけのコンサート。"ジャニーズJr.祭り"。

そこでわたしは、初めてもらったユニットのオリジナル曲を、初めて作ってもらった自分たちの衣装を着て、横浜アリーナという会場で歌う彼の姿を目にしました。何故だか涙が止まりませんでした。

Hey!Say!JUMPやSexy Zoneなど先輩のバックとして横浜アリーナで歌って踊る姿は何度も何度も見てきました。

でも、今回は彼らの曲を、彼らの衣装で、コーナーといえど彼らのみで歌って踊っている姿でした。

ここまで大きくなったんだ、という成長を感じるとともに"あぁ、もうわたしが応援する必要はないんだな。彼ならもう大丈夫"という思いを抱いてしまいました。まさによく例えられる"今まで一生懸命育ててきた息子が20歳になった"という感覚でした。

わたしにとって団扇を持つ、ということはあなたのことを応援している人がここにいるよ!というアピールのようなものです。先輩グループのバックについてコンサートに出ている時、彼の名前の団扇が増えたことがありました。でも逆に彼の名前の団扇がいきなり減ったこともありました。そういう時、"わたしがいないと!"という使命感に駆られるのですね。

"わたしがいないと!"という思いがJr.祭りの彼の姿を見て消えてしまいました。

どうして彼のことを自担と言っていたのか考えた時、"好きだから"という気持ちの他に、正直、長年積み重ねてきたからこその"義務感"や"責任感"があったと思います。それらから解放された瞬間でした。

"団扇を持ちたい=自担"なわたしにとって、"もう団扇を持ちたい存在ではない"ということは"担降り"なのではないか、という考えにまとまったのです。

今はたくさん彼のファンがいます。彼の名前の団扇がたくさんあります。その状況に安心できたのかもしれません。

"わたしの役目は終わったな"と(勝手に)燃え尽きてしまいました。


ですが、決して彼のことを嫌いになったわけではありません。彼にはたくさんのものをとらいました。たくさん背中を押してもらいました。辛い時にがんばれたのは彼のおかげと言っても過言ではありません。本当に感謝していますし、とても楽しい数年間でした。

顔や体型、服装、考え方、周りの人に気が使えるところ、先輩後輩関係なく愛される人柄、声、ちょっとした仕草や表情、ちょっと不器用なところ、挙げればきりがないほど好きなところがたくさんあります。


もう少し時間が経って、自分なりに気持ちの整理がつけば、もう彼はわたしの担当ではなくなってしまうと思います。でも彼を応援することができた数年間は忘れません。

あなたのおかげでわたしの毎日はキラキラしていました。本当に本当にありがとう!

これからもあなたの活躍を影ながら応援しています。